最近の年賀状宛名書きは印刷のものが多いですが、できれば手書きでしたいという人も少なくありません。
特に手書きで年賀状宛名書きをすると受け取った相手先にも良い印象を与えて送り主の気持ちが伝わります。
とは言え、自分で毛筆で書ければ良いのですが、慣れていない人だと上手く書けず、何枚も年賀状を無駄にしてしまうこともあります。
このような年賀状宛名書きを毛筆で出したいけれど、自分では書けないというニーズに答えるために、代筆サービスをご提供させて頂いております。
筆耕専門店の代筆サービスと聞くと敷居が高く感じますが、毛筆書きの場合、、1枚100円からお引き受けしていますので、個人法人を問わず毎年年末には沢山の方からご利用頂いています。
なお、年賀状宛名書きサービスをご利用依頼頂ける場合には、事前にサンプル文字をお見せすることも可能なので安心してご依頼頂けます。また、納期は宛名リストと封筒が届いてから原則として1週間以内にお渡しすることが可能です。
お見積りは無料、1日から2日で概算料金をご連絡させて頂きますので、お気軽にお問合せ下さい。
年賀状の宛名書きはボールペンで書いてもOKなの?
年賀状を作成し、送る際に気にかかることのひとつに、宛名書きをボールペンで書いても大丈夫なの?という疑問があります。一年の計は元旦にあり、という言葉が示すとおり日本人は正月というものをかなり重要視していますし、
年賀状は正月に欠かせない大事な要素です。
そういった大事な局面ともなると、筆や筆ペン、少なくとも万年筆で書いたほうが良いのではないかと思いがちですが、年賀状の宛名に関しては特にこれで書け、というマナーはありません。ボールペンで宛名書きをしても、ちっとも失礼には当たりません。
では、なぜボールペンが一見はばかられるような考え方をされているかというと、ひとつには見栄えの問題があります。
誰でも簡単に書けて、いちいち墨やインクをつけながら作業をしなくても良いのは便利ですが、書き文字は一般的に細くかつ均一な線になるため、筆や万年筆に比べボリュームや勢いに欠けます。
ぱっと手に取ったときの見易さも、やはり筆等で書いたもののほうに軍配が上がるのです。
もちろん、これは見栄えの問題だけです。
送り主に筆致にこだわりのある人がいる、どの種類の筆記具を使ってもうまく書けないため、自分で書いて送るのは気が引ける、というのであれば思い切って発想を変えて、プリンターで筆文字風の宛名にして出力する、あるいは筆耕業者さんに頼むという方法もあります。
マナーってあるの?年賀状の宛名書きの決まり事まとめ
年賀状に家族全員の名前を記す際、宛名書きのマナーがあるということをご存じでしょうか。
まずは相手方の家族の名前を連名で書くときには、全ての名前の下に必ず「様」つけるようにしましょう。
一人だけに敬称をつけるのは失礼に当たります。また、氏名はやや大きめに書くと良いでしょう。
また、人数が多くて書ききれない場合には、子どもの名前は省略しても失礼には当たりません。
その際には「ご家族一同様」とまとめて書くのが一般的です。
平均的に4人以上の場合で、全員分の名前を書ききることが出来ないと判断することが多いと言えます。
そしてこれはイレギュラーな宛名書きのマナーなのですが、相手方の子どもと何度も会ったことがあるような場合には、
子どもに「様」をつけるのは堅苦しいので、「くん」「さん」「ちゃん」などの柔らかい敬称をつけることも可能です。
次に、自分の妻(夫)や子どもの名前を連名で書くときのマナーですが、相手方の名前よりも小さな文字で記すようにしましょう。
その際には世帯主を最初に書き、その左隣に妻または夫の名前を記し、それから順に子どもの名前を書いていきます。
名字は世帯主の上のみにつけるようにし、他の人物には名字をつけなくても問題ありません。
スマホで簡単に出来る!年賀状の宛名書き
年賀状の宛名書きと言えば、パソコンの専用ソフトなどで作成するのが一般的ですが、実はスマートフォンのアプリで作成することも可能なのです。
様々なサービスがある中で、便利なものを紹介していきたいと思います。
まずは、スマートフォンのカメラ機能でハガキに印字してある文字を撮影するだけで、文字データ化することが可能なのです。
「宛名スキャン」という機能で、撮影したと同時に宛先帳に自動で登録されます。
文字を打ち込む必要もありませんし、もちろん手書きの必要性もありません。
枚数に制限はなく、何枚でも無料で登録可能です。
あらかじめログインすることが義務付けられていますが、ハガキの内容も含めて個人情報は保護されているので安全です。
もうひとつ、郵便局による「はがきデザインキット」も非常に使い勝手の良いアプリです。
何とデザインから宛名書き、そして宛名管理まですることが出来るにも関わらず全て無料で行うことが出来ます。
「ゆうびんID」で登録しておきますと、クラウド住所録や宛名スキャンもしよう可能になります。
宛名スキャン以外はパソコンや携帯電話でも使用することが可能ですが、宛名スキャンはスマートフォンのみで使える機能です。
要注意!写真年賀状の宛名の印刷ができない
写真を使った綺麗な年賀状を作ろうとして印刷サービスで写真タイプを選んだ場合、宛名書きを家庭用のプリンタで行おうとしたができない事があるので要注意です。
なぜできない場合があるのでしょうか?それは写真タイプのはがきの作りに関係してきます。
まず、写真を印画紙にプリントし、その印画紙をはがきに貼り付ける形が写真タイプのはがきということになります。
直接はがきにプリントするわけではありません。
はがきに貼り付けるため、その分一枚が厚くなり、プリンタに給紙できないため宛名が印刷できず、手書きをしなければなりません。
しかしプリンタを使えないから諦めることはありません。
写真タイプにするということは、画質にこだわった綺麗な年賀状を作りたいがために指定しているので、宛名にもこだわりを持たせてみてはいかがでしょう。
宛名が綺麗に仕上げられて、写真も綺麗なら、もらった人はとても感動するでしょう。
宛名も印刷にしてもらうということもできますが、こだわるならば筆耕業者に宛名書きを依頼するほうがいいでしょう。
筆耕業者は筆書きのプロです。この筆耕業者は専門の訓練を受けた筆耕士がいます。
表彰状や感謝状、宴会の献立、座席札など多くの人の目に触れるものを書いている方です。
筆耕業者に宛名書きを任せれば見栄えが良い年賀状が出来上がります。
年賀状の宛名書きは横書きではだめ
年賀状の宛名書きは、本来は縦書きになっています。
ただし表面と裏面で縦か横かを揃えるのは、マナーです。
このため、裏面のデザインが横向きにしたらな表面も横向きにしないといけないです。
目上の人に出すなら、宛名面・裏面ともに縦書きの方が良いです。
このため、上司や取引先・ビジネス上の付き合いのある方には、縦書きで宛名を書くようにします。
若い人には横で書いても問題ないが、50代や60代の人は抵抗のある人もいます。また裏面が全面写真のデザインの場合で表面にメッセージを書きたい場合は、横書きにすると読みやすくなります。
表と裏で向きが違うと、読む時に一瞬でも脳が迷うので統一します。
相手にストレスを感じさせないためにも、統一する事が優しさになります。
友人等の親しい相手であれば、横書きでも大丈夫です。
番地等の数字を書く時には、縦書きは漢数字で横書きは算用数字を使います。
縦でも横でもやっていけない事には、宛名を赤字で書いたり修正テープやペンで修正する事です。
赤字は大変失礼な事になるので、絶対にやってはいけないです。
他には、二重線を引いて書き直したり名前や会社名を省略する事はしてはいけません。
間違えたら、新しい年賀状で書き直すようにします。